平和の鐘をつきました!

7月も2週目に入りました。梅雨はまだ明けていませんが、日に日に暑さが厳しくなってきております。非常に気温が高い日も出てきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先週は七夕会があり、笹飾りや七夕の飾りで彩られていた園内も、今週からは普段の飾りに戻っています。さて、今週は平和の鐘という行事から始まりました。

平和の鐘

7月9日は何の日かご存じでしょうか。さかのぼるところ、1945年。日本は第二次世界大戦の真っただ中でした。その渦中での7月9日に、この岐阜市へ大規模な空襲があったというのです。

先生から、その岐阜空襲についてのお話を聞いています。岐阜市は戦時中に重要な工場がたくさんあったそうです。その工場やたくさんの人が住んでいる住宅地に焼夷弾という燃える爆弾が落とされました。非常に大きな被害が出たそうです。そのため、80年ほど経った今でも追悼の意味で平和の鐘を打っているのです。

園長先生からもお話を聞きます。「戦争はみんな知っているかな?たくさんの人たちが喧嘩してしまう事を言います。みんなもお友だちと喧嘩することがあると思います。喧嘩をしてしまっても、大切なのはちゃんと仲直りすることです!でもね、戦争という喧嘩では、仲直りする前に死んでしまって、喧嘩したままの人がたくさんいます。仲直り出来ないと寂しいよね。だから今日は、喧嘩しちゃったけど仲直りが出来なかったお友だちの為に、僕たちがお約束をする日です!喧嘩をしてはいけません。喧嘩をしてもちゃんと仲直りしましょうね。このお約束を忘れないようにしましょう!」

 

代表のお友だちがお焼香をします。そして、みんなで合掌をして、なもあみだぶつとお念仏します。

次は外に出て、鐘をつきに行きます!

鐘撞き堂(かねつきどう)には、大きな鐘がつるされています。とっても大きくて迫力がありますね!そしてその鐘を撞くために撞木(しゅもく)と言う、大きくて長い丸太を使います。めいいっぱい振りかぶって…。力いっぱいに鐘を撞きます!

ごおぉ~~ん!とっても大きな鐘の音がなりました!岐阜空襲のことを忘れないためにみんなで鐘を撞きます。

 

2人1組になって1回ずつみんな撞いていきます。なかなか体験することが出来ない事なので、みんなすごく楽しそうです!そしてこんなにも大きな音がするということも新鮮で、驚きの声を上げているお友だちもたくさんいました。みんな上手に平和の鐘を撞けましたね♪

 

来週月曜日は海の日で祝日となります。三連休も非常に暑くなると予想されます。暑さに負けず、元気いっぱいに過ごせるよう、水分補給や休憩を大切にしてください。