ステキな笑顔がいっぱいです。
子どもたちにとっての毎日。
それは新しい体験、新しい発見の連続です。
見るもの、聞くもの、触れるものすべてが子たちに感動を与えます。
この感動をくるみ幼稚園での遊びを通して、活動を通して吸収してほしい。くるみ幼稚園は、ひとりひとり
の個性を大切に、のびのびと元気いっぱい、笑顔いっぱいの子どもたちを育てます。
園名について
命を支えてくれたクルミの実
岐阜市が空襲で大きな被害を受けた昭和20年7月9日以降、人々は日々の食糧に困窮した。私は堤防に自生する雑草の中から食べられそうな草を摘み取り、家族の食糧の足しにしていた。河川敷に自生するクルミの実、池の食用ガエル、桑の実、野イチゴなどは、私たちの貴重な食料であった。
そんな中、私はいつもポケットにクルミの実を入れ、空腹の足しにしたものである。当時、中学1年生だった私の命を支えてくれたクルミの実には、深い思い出がある。それが、園名を「くるみ幼稚園」とした所以である。
園長の願い
くるみ幼稚園は、田畑に囲まれたのどかな環境に園舎があり、園内には「みほとけさま」のいらっしゃるお寺の幼稚園です。
私の人生は、常に自分中心の生活をしてしまっています。もし少しずつでも「おかげさま」に気づく生活が出来れば、私の人生はもっと豊かに、穏やかになっていくかもしれません。気づかぬあらゆる「おかげ」を「ほとけさま」のご縁を通して知らされています。その気づきは、残念ながら長続きしませんが、繰り返しの中で少しずつ身に付いていきます。そういう環境の中で多くの体験を通して、子どもたちの木の根っこ育てのお手伝いを家庭と連携をとりながらしています。根がしっかりとはっているからこそ、木はすくすくと伸び、大きくなっても倒れません。その育ち、姿を見守り見届けるのが、「親」であり「教師」であると思います。
園を巣立っていっても、「おかげさま」をいつまでも携えて多くの人や物とのご縁を大切にしてくれる事を願いながら、保育を心がけています。ともに「生まれて来てよかったね」といえる人生としたいですね。
教育目標
遊びを通して仲間作りやルールを知り、創意工夫を学びます。
子どもたちの主体性を大切にし、体験を通して自ら見つけ、行動する子に育つことを願っています。
縦割り保育や総合保育を通じて、思いやりのある優しい心、素直な心を育みます。
常に子どもの立場に立って、結果よりもその過程を大切にし、一人ひとりの能力を発揮できる幅広い活動を取り入れています。